わくわく木版画

木版画入門教室やっています。https://iihanga.com/

2008-01-01から1年間の記事一覧

木版はがき:ひょうたん

木版はがき「ひょうたん」 ホーム頁 http://kobo-yuu.kir.jp 150円 ぶらり という言葉はひょうたんにも使うのだろうか。ぶらり と書き出すうちに気になった。糸瓜ならいかにも「ぶらり」という風情がある。でもひょうたんの風情はちょっと違っている。もう少…

木版はがき:向日葵

木版はがき「向日葵」 ホーム頁 http://kobo-yuu.kir.jp 200円 ムワッと湿気が肌に貼りつくような空気の中、夕べ、隅田川の花火大会が終了した。雷雨の気配がずっとしていたのに、とうとう降らずに済んだから、主催者はホッと胸をなでおろしていたことだろう…

木版はがき:花火

木版はがき「花火」 ホームページはhttp://kobo-yuu.kir.jp 200円 梅雨が明けて、カーッと陽射しが照り付けると、すぐに花火の季節になる。なんのかんのと予報が騒ごうが、結局東京の梅雨は夏休み直前に明けるのである。だから、来週の土曜日はもう花火大会…

木版はがき:ほおずき

木版はがき「ほおずき」 200円 7月を待たず、新聞紙上には、早くも「ほおずき市」のニュースが流れた。といっても、浅草のそれではない。ほおずき市はあちこちで行われるので、その走りが記事になったのである。 最も有名(といっても関東ではと言うべきだ…

木版はがき:ニッコウキスゲ

木版はがき「ニッコウキスゲ」 200円 日光の霧降高原は、ニッコウキスゲの花が山の中腹から山頂まで続く。リフトで移動すると、山腹から頂上までの間で、花の開き具合が違っている。タイミングの良い時期に訪れると、満開の花の中から、山頂近くの蕾状態の咲…

木版はがき:笹飾り

木版はがき「笹飾り」 150円 年に一度の出来事。 いろいろあると思う。 思いつくのは人それぞれ、誕生日でもいいし、結婚記念日でもいい。ま、たいていの記念日がこれに入るから、365以上の出来事を思つくことが出来るわけである。なにしろ日本では、「何か…

番外編:「谷中、花と墓地」

「谷中、花と墓地」 サイデンステッカー著 みすず書房(http://www.msz.co.jp/) 2,520円(2,400円+消費税) 人は思いがけないところで繋がる。私がサイデンステッカーさんと知り合ったのは、まったくの偶然のようなもの。初対面で自己紹介しあったとき、名前…

木版はがき:泰山木

木版画「泰山木」 200円 梅雨時の晴れ間などに、電車の窓から何気なく線路際を眺めていると、突然、黒っぽい緑の葉の上に大きな白い花が咲いているのが見えて、ハッと気持ちが揺さぶられるときがある。これが泰山木(たいさんぼく)である。花も大きいが、木…

木版はがき:ホタルブクロ

[ 木版はがき「ホタルブクロ」 150円 「温暖化」は、さしたる深い洞察もないままに最近はメディアに氾濫した格好だが、花々の様子を伺っていると、その足音がひたひたと近づいてきているのが分かる。なんといっても、まだ入梅になったばかり、しかも早目の入…

木版はがき:てるてる坊主

木版はがき「てるてる坊主」 150円 東京もいよいよ入梅か。 今朝の新聞では、梅雨はインド方面での大気の動きがはるか日本にまで影響して起こるものらしい。国境とは無縁に変化する大気の動きが、われわれの季節を支配している。 梅雨だから、と分かっていて…

木版はがき:ガクアジサイ

木版はがき「ガクアジサイ」 150円 同じ種類の花を続けて紹介するのはいかがなものかとは思うが、版画の制作法の対比で見ていただくと参考になると思うので、あえて取り上げよう。 5月24日紹介したのは大きな塊になって咲く紫陽花だったが、今日紹介するのは…

木版はがき:紫陽花(あじさい)

木版はがき「紫陽花」 200円 ニュースでは、沖縄地方が入梅したそうである。例年より遅いと報じていたが、東京に住んでる者には早いという気がした。今年は五月晴れの日々が少なく、曇天が続いていた関東地方だったから、薫風さわやかな初夏を満喫した気がし…

木版はがき:どくだみ

木版はがき「どくだみ」 150円 五月も半ばを過ぎたので、早いところでは、もう「どくだみ」が白い十文字の花を咲かせている。やや隠花性の植物だが、場所によっては、陽盛りの中にも育つ。葉の付け根のところで茎の向きが独特に方向を変えるので、姿に特徴的…

木版はがき:てっせん

木版はがき「てっせん」 200円前回、初めてのブログだったので操作方法もあやふやなままに、 試しに「てっせん」の画像を取り込んでみたら、枠をはみ出すように挿入されてしまった。そうか、スキャンしたままではだめなんだな。 先日、知り合いに教えてもら…

苦闘の末の初登頂

何とかブログを立ち上げたいと思いながらも、 なんだかんだで年が替わり、すでに夏である。春先に、梅田望夫さんの新書を何気なく手にとって読み出してみたら面白く、何冊か読破した。 という言い方はレトリック。流し読んだだけ。しかし、そこで氏が「はて…